TBS「グランメゾン東京」に出演する女優・鈴木京香
 俳優の木村拓哉(46)が主演を務めるTBS日曜劇場「グランメゾン東京」(日曜後9・00)の第9話が15日に放送され、平均視聴率は過去最高の14・7%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だったことが16日、分かった。初回(第1話)は、生中継されたプロ野球日本シリーズ「巨人―ソフトバンク」第2戦の放送時間延長のため、50分遅れでの放送開始となったが、12・4%と好スタート。第2話は13・2%、第3話は11・8%、第4話は13・3%、第5話は12・6%、第6話は11・8%、第7話は11・8%、第8話は11・0%だった。

 木村の連続ドラマ主演は昨年1月期放送のテレビ朝日「BG~身辺警護人~」(初回15・7%)以来で、TBSの日曜劇場としては20017年1月期放送の「A LIFE~愛しき人~」(初回14・2%)以来。

 今回、木村が演じたのはパリで2つ星のフランス料理店を経営していた型破りな天才シェフ。慢心から招いた事件によって店も仲間も失いどん底まで転落するが、鈴木京香(51)演じる女性シェフと出会い、3つ星レストラン「グランメゾン東京」をつくろうと奮闘する物語となっている。そのほか、Kis―My―Ft2の玉森裕太(29)、尾上菊之助(42)、及川光博(49)、沢村一樹(52)らが出演する。主題歌はシンガー・ソングライターの山下達郎(66)が手掛ける「RECIPE(レシピ)」。

 第9話は、栞奈(中村アン)が「グランメゾン東京」を辞め、再びフードライターに戻るという。そんな中、尾花(木村拓哉)は彼女の履歴書にある違和感を抱く。一方、ミシュランの審査開始時期まであと1カ月。倫子(鈴木京香)は、コース料理をリニューアルすることを決める。同時に、尾花は前菜に合うワインも変えたいと提案し、栞奈に最後の仕事として試飲会を開くことを依頼する…という展開だった。