テレビ界禁断の「口パク」事情…指原莉乃が「私はしてました」
12月30日放送の『そもそもなんでダメなんだっけ?』(テレビ東京系)で、テレビ業界禁断の「口パク」にメスを入れた検証がおこなわれた。
ダンスをしながら歌うことが多いアイドルが、本当は口パクなのかを当事者に取材。1970年代のアイドルからピンク・レディーの未唯mieに聞くと「口パクはしたことない」と即答。その理由を、「歌番組が生バンドだったので、したかったとしてもできない。少なくとも1970年代はなかった」と証言した。
だが、未唯mieは「アメリカデビューしたときは口パクでした」と語り、「アメリカでは(口パクを)『リップシンク』と呼んで当たり前。レコーディングのクオリティをテレビでもお届けしたいということなのかな」と海外での方法論の違いや、番組や機材の都合でも変わるとした。
1980年代のアイドルであるおニャン子クラブから渡辺美奈代に聞くと「おニャン子ではいないです。リアルにちゃんと全員が歌ってました」とコメント。だが、別の歌手で「1名は知っています」と語り、名前は明かさなかったが「音合わせやカメリハをしているとき、歌ってないのに歌が流れていた。で、『口パクされるんだ』って」と明かした。
スタジオでは、昨年4月までHKT48だった指原莉乃に、スピードワゴンの小沢一敬が「どうアイドルは? 激しい動きのダンスあるじゃん。『歌えないだろ』ってシンプルに思っちゃうね」と質問。
指原は「グループ全体で見たら歌ってますけど、私は口パクでした」と返答。その言葉に小沢は「優しいな。『誰かが傷つくなら私が傷つく!』って。めちゃくちゃいい奴じゃん」と絶賛。指原は「本当にみんな歌ってました」と話していた。
口パクをめぐっては、12月17日放送の『火曜サプライズ』(日本テレビ系)で、ヒロミがゲストのDA PUMPのISSAに「10歳も離れている若い子と一緒に踊って歌ってるのがすごい。口パクにしたら?」とまさかの提案。
だが、ISSAは周囲から「たまには間違えたほうがいいよ。それ、口パクだと思われるよ」と言われるほど、生歌にこだわっていることを告白。
さらにDA PUMPのTOMOから、今ではアーティストの間で必須アイテムのイヤーモニターもISSAは使わないことが明かされ、その理由について、ISSAは「昭和の先輩たちに憧れてきた。意地でも使わない」と言い切るプロ根性を見せていた。
秋元康氏 HKT指原卒業に「ずっと悩んでいた」と明かす
HKT48の指原莉乃(26)が15日、東京・水道橋のTDCホールで行ったHKT48の単独コンサートで、AKBグループからの卒業を電撃発表した。卒業後の活動は未定だが、すでに大部分を占めている、バラエティーを中心としたタレント活動を継続する見込み。
AKBグループの総合プロデューサー・秋元康氏(60)は、会場で指原の卒業発表を見守った。終演後にはコメントを発表。「指原は、ここ数年、ずっと悩んでいました。自分はいつ卒業すればいいのだろう?自分の未来が不安というより、後進に道を譲るタイミングを迷っていたのです」と、指原の心中を慮った。
その上で、「今日、宮脇咲良と矢吹奈子を送り出すに当たって、このピンチこそが、そのタイミングではないか?と決断したようです」と、日韓混合のグローバルガールズグループ「IZ*ONE」の専任となった宮脇咲良(20)、矢吹奈子(17)との“最後の共演”のタイミングに合わせたことを示唆。さらに「ピンチを迎えるこれからのHKT48と、宮脇咲良、矢吹奈子、そして、指原莉乃の応援をよろしくお願いします」と、上位人気メンバーを一気に失う形となったHKTへの思いも加えた。
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