2020年4月6日月曜日

「わたしの裸はわたしのもの」 元AV女優・大塚咲さんが提訴「引退後もアダルトグッズに無断で写真使われた」

「わたしの裸はわたしのもの」 元AV女優・大塚咲さんが提訴「引退後もアダルトグッズに無断で写真使われた」




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元AV女優で、写真家・アーティストの大塚咲さんがことし3月、アダルトグッズメーカーを相手取り、計460万円の損害賠償を求める訴えを起こした。
大塚さんは2004年、AV女優デビューして、2012年に引退した。現在は、当時の女優名のままに写真家・アーティストとして活動している。
ところが、引退から7年経った2019年、自分の女優名を冠して現役時代の写真を使ったアダルトグッズが、無断で販売されたことに気づいたのだ。(ライター・玖保樹鈴)
●「一度脱いだら自己責任」はおかしい
「これまでAVに出演した人の権利は、引退後うやむやにされてきました。でも、『一度脱いでいるんだし裸に慣れてるのだから、何が起きても自己責任』というのはおかしいと思います」(大塚さん)
大塚さんは2019年6月、SNS上で、「大塚咲」の名と写真を使用したアダルトグッズの「新作」が複数発売されていることを知った。
そのころ大塚さんは、過去に出演した作品の削除を求めて、「AV人権倫理機構」への申請をすすめている最中だった。当時、引退して7年も経つのに「新作」が発売された、というつぶやきを目にして「全身の力が抜け、涙が出た」と語っていた。
使用された写真は、現役時代に別のグッズに使用するために撮影されたものだった。しかし、今回発売された2つのグッズと、別の女優とのコラボ商品に使用を許可した覚えはまったくない。
このことから大塚さんは代理人(弁護士)経由で、グッズメーカーに対して、販売を差し止めるよう警告した。
グッズメーカー側は、2019年7月31日までに販売を中止することを約束して、同年末までに2つの商品の販売は終了した。しかし、うち1つは2020年3月時点でも通販サイトで注文可能だったことから、今回の提訴に踏み切った。
「まず言っておきたいのは、私はAVに出ていたことを『黒歴史』と思っていないことです。だから、こんなふうに商売に利用されつづけることがなければ、過去の作品を消したいとも思いませんでした。
引退して3年が経った2015年ごろまでは、オムニバス作品やグッズもメーカー側に権利があるだろうと容認していました。でも、もう引退して8年が経ちます。このままいくと、半永久的に『新作』を出されるのではと恐怖を感じます。生身の人間なのに私の存在を無視して、まるでモノのように扱われていることに怒りもあります。
せめて事前に相談してほしかった。もう私の名前で商品を作らないでほしいけれど、どうしても出したいなら、事前に相談することもできたはず。それをせずに無断で発売したことに怒りを感じています」(大塚さん)
●「大塚咲」を取り戻すためにヌードを撮っている
写真家・アーティストとしての大塚さんのセルフポートレートやドローイング作品の中には、自身のヌードをテーマにしたものも多い。だから、「今でも裸を見せてるのに」という声がある。
しかし、AVと創作は違うもので、自分の身体は自分のものだからこそ、無断使用を止めたい気持ちがあるという。
「私は、AV女優として好き勝手に消費されてきた『大塚咲』を自分のものとして取り返すためにヌードを撮っています。
私の身体は私のモチーフなのだから、第三者に勝手に使ってほしくありません。また、『一度出演してしまったのだから、永遠に何をされても自己責任』というのは、AVに出演する人を差別する発言だと思います。
なぜ裸になったら、何をされても許さないといけないのでしょうか。一般的な映画やドラマの出演者が裸になったからといって、その姿を他人が勝手に使うことは許されないですよね。だから、その理屈自体がおかしいことになぜ気づかないのでしょうか」(大塚さん)
●代理人「プライバシーやパブリシティ権の侵害にあたる」
大塚さんの代理人によると、今回の無断グッズ販売はプライバシー侵害と肖像権侵害、パブリシティ権の侵害にあたるという。大塚さん側は次のように主張している。
・裸体または下着姿は、私生活上の事実としてそれを公開されない利益は強く保護されるべきものであり、AV女優を引退して8年間平穏な生活を送っていたのであるから、平穏な生活を営むという人格的利益は強く保護されるべきなのに、女性器などを再現した商品に下着姿や上半身裸の写真を使われることは、プライバシー権を侵害するものである
・商品に使われた半裸の写真は一般的には羞恥心を伴うものであり、その公表により精神的苦痛を受ける可能性が高いにも関わらず、引退して8年が経過してから使用されることは同意の範囲を超えていて、肖像権を侵害する違法な行為と言える
・かつてAV女優であり、引退後は写真家・画家として「大塚咲」の名前で活躍していることから、本人の同意なく写真が使用されたことにより主観的利益が侵害されたものであり、パブリシティ権侵害がある
このように不法行為に基づく損害賠償や、今後、画像や動画、名前を商品や宣伝に使用しないことを求めている。
●伝説の女優、黒木香も裁判していた
過去に公の場でヌードを披露したり、性的に奔放な発言をしていたら、その当時の姿を二次使用されても仕方がないのか。引退後のAV女優には「忘れられる権利」はないのか。
昨夏、NETFLIXで『全裸監督』というドラマが公開されたことを機に「引退した女優の過去を本人の許可なく描いて良いのか」という議論が起きた。
この作品は、実在の人物をモデルにしたフィクションであるものの、伝説のAV女優と呼ばれる「黒木香」という女性が登場する。
生い立ちの設定こそ変えてあるものの、森田望智が演じる「黒木香」は、現役時代に出演した作品や語った言葉などをほぼなぞったキャラクターになっていた。
「黒木香」と呼ばれた女性は、同作に対しては沈黙を守っている。
一方で、引退してから10年が経過した2004年、現役当時のセミヌード写真やビデオ画像を掲載しながら、撮影時の様子や彼女の家族のことなどを伝聞形式で記事化した週刊誌の版元を相手取り、1650万円の損害賠償を求める訴えを起こしている。
彼女は現役時代、深夜番組のみならず討論番組やバラエティにも出演して、積極的に性的な発言をしていた。また自身の著書でプライバシーに関することも開陳していた。
しかし、女性は「過去の著書にプライバシーに関する記述があったからといって、未来永劫にわたり放棄されたことにはならない」などとして、裁判に踏み切った。東京地裁は2006年、出版社側に220万円の支払いを命じている。
「原告がかつてそのようなことをしていたからといって、原告のすべての私的事柄について包括的にプライバシーを放棄したとは認められないし、いつ、いかなる状況の下においても性生活や性行為についての私的事柄を公開されていいとまで同意していたとは認められない」(東京地裁)
●引退した女優の肖像を使うことを阻止するきっかけに
女性は引退後、沈黙を守っているが、大塚さんは現役時代の「大塚咲」の名前で、活動をつづけている。その違いはあるものの、「だからこそ自分の作品として、自分を守る権利が私にはある」と大塚さんは語気を強める。
「アーティストは自分の作品と似たようなものを誰かが作ったら、異議を申し立てるものです。また、引退した女優の中には、当時の自分と決別して、事務所との関係を断つ人も多くいます。
そういう人は過去の自分の裸が、誰かの商品として今も使われていても、それを止める手立てがありません。私もここまで行動を起こすのは勇気がいることだったけれど、引退した女優の映像や写真を勝手に使うことを阻止する、きっかけになればと思っています」(大塚さん)
●生きている人間で物じゃない
大塚さんは投稿サイト「note」でも、今回の提訴に至る胸中をつづっている。
https://note.com/otsukasaki/n/nc4176e34b426

元AV女優の美人漫画家・峰なゆかが説く「最悪な男の見分け方」








元AV女優の美人漫画家・峰なゆかが説く「最悪な男の見分け方」
女性にとって、30歳前後といえば、公私ともにさまざまな転機を迎えることが多い時期。それだけに悩みが増えるときでもありますが、そんなアラサー女子たちから高い人気を誇っているのは、4コママンガ『アラサーちゃん』。女性たちの本音を赤裸々に描き、誰もが共感せずにはいられない作品ですが、今回は最終巻の発売を記念して、こちらの方にお話をうかがってきました。
写真・黒川ひろみ(峰なゆか)

人気漫画家の峰なゆかさん!

峰さん自身がアラサーではなくなることに伴い、ついに終わりを迎えた『アラサーちゃん』。現在は、AV女優として活動していたころの経験をもとにした『AV 女優ちゃん』の新連載をすでにスタートさせています。そこで、これまでにアラサー世代の恋愛やセックスを見つめ続けてきた峰さんに、ananweb女子に向けてのアドバイスから恋愛テクまでを教えていただきました。
―『アラサーちゃん』を書き始めて10年、連載を始めて8年で完結されましたが、まずはこれまでを振り返ってみていかがですか?
峰さん 最初から最後までキャラクターたちの年齢は変わっていないんですが、初期のころは25歳の私から見た30歳のアラサーちゃんで、いまは35歳の私から見た30歳のアラサーちゃんを描いているので、私が年を取った部分はかなり反映されていると感じています。
―では、この10年で自分自身が一番変わったと思うのはどこですか? 
峰さん 専業主婦願望がなくなったことですね(笑)。
―そうなってしまったきっかけは?
峰さん 実は、昔は専業主婦というのは、家で適当に家事をしていれば養ってもらえるいわば“社会に認められた無職”だと思っていたんです(笑)。でも、実際に自分の周りで専業主婦になった子を見て、大変なことなんだと知ったのは大きかったですね。
しかも、一番怖いと思ったのは、自分に経済力がなければ離婚ができないという現実。たとえ、離婚するほどの問題がなかったとしても、「離婚したら生活できない」という思いが頭にあると、どうしても夫婦のパワーバランスはおかしくなると思うんです。
つまり、対等な関係でいることが相当難しいんじゃないかなと。そんなことを考えているうちに、「私に専業主婦は無理だ!」と気がついてしまって……。
あとは、以前は自分でお金を稼ぐのは大変だから男の人にもらったほうが楽だと思っていたんですが、いまとなっては自分で稼いだほうが楽かもという感じになってしまったのもありますね。

彼氏にお金を盗まれて人が信用できなくなった

―なるほど。では、連載中に一番うれしかったこととつらかったことを教えてください。 峰さん うれしかったのはドラマ化されたことで、つらかったのは文系くんのモデルにもなっていた当時の彼氏が私のお金を盗んでいたことが発覚して別れたときですかね。
―えっ それは衝撃的です……。
峰さん しかも、オラオラ君みたいなクズっぽい男に盗まれるならまだわかるんですけど、そんなことしなさそうなタイプの人に盗まれたので、本当にびっくりしてしまいました。それ以降は、人が信用できなくなってつらかったです。
ただ、文系くんみたいな人は好きなので、そのあともほかの文系くんタイプの男の子と交際しましたが、嫌な部分ばかりが見えてしまい、「こいつも金を盗んでいくんじゃないか」と怖くなりました(笑)。
―かなりのトラウマですよね。ちなみに、作品に実体験はどのくらい含まれていますか? 一番ご自分を反映しているキャラクターがいれば教えてください。
峰さん 5割くらいは自分の話で、あとの5割は他人の話ですね。ただ、それぞれのキャラクターに少しずつ私の要素が入っているので、どれというのはないですが、強いて言えば、オラオラ君が一番共感できますね。
―まさかのオラオラ君ですか!?
峰さん 性格と異性に対しての接し方が似てるという意味ですが、たとえば「俺は浮気するけど、お前はダメだよ」みたいな感じとかは、「わかるー!」って思いながら描いてますから(笑)。

峰さんが思うイイ男の条件とは?

―(笑)。では、数々の男性を観察してきた峰さんが思うイイ男とはどんな男性ですか?
峰さん 私がムカつかないことですね。なので、1 回デートしてみて、その時点で一度もムカつかなかったら、「かなり良し」という判断をします。ほかにいいところがあっても、だいたいの男性がどこかでイラっとする部分があるので、それでもう会いたくないと思うこともありますよ。
とはいえ、2回目のデートだとちょっと気が緩んでそういうところがでてくることもありますし、一夜をともにしたら急に彼氏面される場合もムカつきますよね(笑)。だから、何回か会ってもムカつかない人はすごく貴重な存在なんです。
言ってしまえば、私はムカつくかどうか以外はまったく気にしないので、顔も年収も、気が合うかどうかさえも度外視して、とにかくムカつかない人がいいと思っているくらいです!
―ちなみに、最近だとどんな男性にムカつきましたか?
峰さん めちゃくちゃ細かいと言われてしまうかもしれませんが、例を上げて話すときに、指を折って話す人ですね。しかも、わざわざ指を折ったのに2つくらいしか例がなくて、3つ目が出ないまま中指をピクピク動かしているのが嫌なんですよ!
―おもしろすぎますが、言われてみるとちょっとわかる気がします!
峰さん ただ、これも私が嫌なだけで、実際その人は悪いことをしているわけではないので、「ちょっとそれムカつくんだけど!」とは言えないですよね。でも、その「言ったら怒るだろうな」みたいな言いづらい空気感がある時点で嫌なんです。
―では、峰さん的に最悪な男を見わけるポイントとは?
峰さん いまの話と続きますが、突っ込みにくい男の人はダメだと思います。たとえば、失敗したときとかに、間違いを指摘すると怒る人っていますが、そういう男性はやめたほうがいいですね。
―ということは、峰さんは間違いを見つけたらすぐに指摘してしまうほうですか?
峰さん 私もしづらいときはしないですね。実はこの前も、「一線を画す(かくす)」のことを、ずっと「一線を画す(がす)」と言ってる人がいたんです(笑)。でも、そのときに「ああ、この人はいままでの人生で誰も突っ込んでくれなかったんだな」と感じました。
だから、もし私が突っ込んだらヤバいことになるんじゃないかと思って言いませんでしたが、おそらくそういう空気を周りにいたみんなも共有してきたんですよね。結局、そういう雰囲気の人だと、夜の相性が合わなくても、そのことを言えなかったりするんですよ。

モテるのは「広い範囲で男が好きな女性」

―確かに、そういうところにもつながっていきますよね。では、逆にイイ女の条件とは何ですか?
峰さん 男が好きな女ですね。つまり、「広い範囲で男の人を好きでいる」という意味ですが、それって難しいことですし、実際そういう人は少ないんですよ。たとえば、私なんかはちょっとムカつくことがあったらシャットアウトしてしまいますが、男が好きな女性はムカついても聖人のように許すことができる人。実際にモテているのもそういう女性なんですよ。
なぜかというと、男が好きな女というのはいろいろな人からチヤホヤされるので、その様子を見ていると、男は「何としてでもあの女をゲットしたい!」という気持ちになるんです。男の人は「自分だけを好きな女がいい」というふうに口では言いますが、そんなふうに「あなただけが好きです!」みたいな女に男が何をするかというと、モラハラだったりするわけですよ(笑)。
「この女に冷たくしたらすぐにほかの男のところに行ってしまうかも」と思ったら、家事を一切手伝わないとか、そんな態度は取らないですからね。だから、私も男を許す力を手に入れていきたいです。それができなければ、少なくとも男を広く愛しているフリをすることですね(笑)。
―私もその力を手に入れるか、フリだけでもしたいと思います。峰さんは、これまでにいろいろなデートを経験されていると思いますが、忘れられないデートはありますか? 
峰さん まず最悪だったデートは、相手の人がお店を決めていなかったので、適当に歩いて入ろうと言われたとき。全然決めないので、新宿を歩きまくることになり、最終的に客引きに誘われて学生がひっかかるぼったくり店みたいなところに入ったんです。
そしたら、事前に「コース料理の前菜にはシーザーサラダが出ます」と聞いていたのに、運ばれてきたのは、千切りキャベツにマヨネーズがかかっていたサラダ。さらに、天使のエビのなんとか風も、ちっちゃいむきエビがお皿にポンと乗っていただけでした。
―なかなかすごいですね(笑)。
峰さん でも、私はすごくおもしろくて、ゲラゲラ笑っていたんですけど、相手の人が「本当にごめんね」とずっと言い続けて落ち込んじゃったんですよ。私からすると、「いやいや、おもしろいじゃん!」みたいな感じだったので、きっと一緒におもしろがってくれていたら、これはこれでおもしろいデートになったんだろうなと思いました。

最高のデートで起きた驚きの出来事とは?

―確かに、落ち込まれるとこちらも言いにくいですが、笑いに変えてくれていたら一緒に楽しめたのにということですね。
峰さん そうですね。でも、やっぱりお店は予約しておくのが安心ですけどね(笑)!
―それはごもっともです。では、最高のデートも教えてください。
峰さん そのときはお店を予約してあったんですが、ドレスコードがあるのを知らずに、私も相手も2人ともジーンズで行って、お店に断られてしまったんです。事前に何も言われてはいなかったんですけど、そのお店は高いところだったので、「そんなこと言わなくても当たり前でしょ」みたいな感じだったんですよね。
そこで、「30分後にまた来ます」と言ってタクシーに乗り、伊勢丹でいかにもみたいなドレスを買ってもらって着替えて行ったときにはキュンとしました。しかも、私が無難なワンピにしようとしたら、逆に誰も着ないような社交界用のドレスみたいなものを彼が選んだんです。でも、そのお店に対する挑戦的な彼の姿勢がすごくいいなと思いました。
―ちなみに、初めてのデートから2回目につなげるためにしたほうがいいことはありますか?
峰さん よくやるのは、「誕生日が近いから」とか「今日は相談に乗ってもらったから」とか、なんだかんだ理由をつけて、私がおごります。そうすると向こうは「申し訳ないからできないよ」と言うんですが、そしたら「じゃあ、次はおごってね」と返すんですよ。それを無視するようなひどい人はまずいないですから。
―さすがですね……。勉強になります。そして、峰さんといえば、あふれんばかりの色気がうらやましい限りですが、どのようにすればその色っぽさを出せるのでしょうか?
峰さん たとえば、童顔の人はあまり色っぽいというふうには判断されづらいので、キャピキャピした声を出さずに、低めの声でゆっくり話すと色気が出ると思います。あとは、前髪がある人は伸ばしたほうが色っぽく見えるので、そんなふうに若々しいアイテムを大人っぽいものに変えるだけでも、色気があるように見られるはずですよ。
―それなら誰にでもできそうですね。では、峰さんにとって座右の銘は何ですか?
峰さん それは、「大衆は豚」です。母から教えてもらった言葉ですが、私に友達ができなかったときや描いた絵がまったく評価されなかったときに、「大衆は豚だから人間の価値がわからないの。しょうがないのよ」と言ってくれて、私も「そうか!」と納得して、世間を見下すことでなんとか精神を保ってきました(笑)。

大切なのは自分を傷つけるのをやめること

―お母さまも最高ですね(笑)。それでは最後に、アラサー世代の女性に向けてメッセージをお願いします!
峰さん 女の人は、うまくいかないことがあると、すぐに「自分が悪い」と思いがちなんです。でも、自分を傷つけるくらいなら、他人を傷つけたほうがいいと私は思っています。
といっても、実際に誰かを傷つけるわけでも、悪口を言ったり、ネットで嫌なリプライ送ったりとかそういうことではないですよ! つまり、「自分がダメだから……」と思うのではなく、「周りの人間が悪いんだ!」と心のなかで思うくらいはいいですよね? 
「他人が悪い」と思っているだけでは誰も傷つかないですけど、「自分が悪い」と思ったら、自分はめちゃめちゃ傷つきますから。それはよくないことだと思うので、みなさんにもその意識を持ってほしいです。

インタビューを終えてみて……。

『アラサーちゃん』愛読者としては、大興奮の取材となった今回。峰さんの秀逸なコメントの数々に、「共感・爆笑・納得」をひたすら繰り返してしまいました。同じ女性としては、ぜひ峰さんの色気と女らしさを見習いたいと思います!
さらに、『アラサーちゃん』と同時発売されたイラストエッセイ『もっとオシャレな人って思われたい!』も女子力アップに一役買ってくれること間違いなしなので、ぜひ合わせて読んでみてください。

心に響く名言に救われる!

女性はもちろん、世の男性たちにも読んでほしい『アラサーちゃん』。仕事に恋に、すべてと戦う悩めるアラサー女子にとっては、厳しい世の中を生き抜くうえでも手放せない“バイブル”となるはずです!

作品情報

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