2020年4月12日日曜日

コロナで運命が狂った…小栗旬、米倉涼子、錦戸亮の未来は

コロナで運命が狂った…小栗旬、米倉涼子、錦戸亮の未来は





小栗旬(C)日刊ゲンダイ
小栗旬はハリウッドを夢見て家族で移住
「こんなはずじゃなかった……」。新型コロナウイルスの感染拡大に振り回される当事者たちのこんな悲痛な声が聞こえてきそうだ。
 まずは小栗旬(37)。3月13日に公開されるはずだったハリウッドデビュー映画「ゴジラvsコング」(原題/ワーナー・ブラザース)が11月20日に延期された。延期自体は昨年11月に発表されたものが、コロナウイルスの影響によって公開の再延期か、ネット配信による公開も検討され始めている。
 小栗ファミリーが暮らす米カリフォルニア州ロサンゼルスでは6人目の感染者が明らかになった3月4日に非常事態宣言が発令。カリフォルニア州の新型コロナへの対応は早くサンフランシスコに非常事態宣言が出された2月24日と同時に、同州内の全映画館が閉鎖され、ハリウッドにある全撮影スタジオの前には“立ち入り禁止”のラインが張られた。
「非常事態宣言は5月の初旬まで続く予定です。トランプ大統領が早々にエンターテインメントビジネスへのサポートを約束していますから、表立って混乱は起きていませんが、スタジオが動き始めるのは早くても9月くらいになるだろうというのが映画会社幹部の見立てです。この騒動が原因で中堅の製作プロダクションや、かなりの数の劇場が倒産に追い込まれることになるでしょうね……」(現地芸能関係者)
 同映画で華々しくハリウッドデビューを飾るはずだった小栗は、禁止令で外出することもままならず、家族で不安と隣り合わせの日々を過ごしている。
山下智久は夢半ばでジャニーズと再契約か
 山下智久(35)も新型コロナのあおりを受けている。昨年、スペインとアイスランドで撮影が行われたドラマ「THE HEAD」(Hulu/4月配信予定)を足掛かりにハリウッドデビューするはずだった。米国での俳優活動の本格化を見込み、ジャニーズ事務所だけでなく米国の芸能プロダクション「Westbrook」にも籍を置いているが、その後の活動は凍結状態に陥ってしまっている。
「本来は『THE HEAD』の出演を名刺代わりに、Westbrookがテレビや映画会社に積極的にプロモーションしていく予定でした。しかし、ハリウッドの撮影スタジオ同様に製作側の動きが完全にフリーズした状態です。『このコロナ禍でオーディションの時間なんて取れない!』と各エージェントとも働く気配を見せていません」(前出の現地の芸能関係者)
 ハリウッドがこんな状態のため、山下はしばらく日本を中心に活動を続け、ジャニーズ事務所との契約も延長するとみられている。
錦戸亮は16億円ツアーが吹っ飛ぶ
 昨年9月末にジャニーズ事務所から独立した元関ジャニ∞の錦戸亮(35)も、5月24日にアーティストとして華々しく米国デビューを飾るはずだった。親友の赤西仁(35)とのジョイントライブ「THE MEN IN THE ARENA」のチケットは発売と同時にソールドアウト。JTBとタイアップした3泊5日で1人約20万円のツアーだけで16億円の売り上げを記録した。
 ところが、ライブ会場のある米ハワイ州当局は3月4日時点で感染者が0だったにもかかわらず非常事態宣言を発表。この展開は錦戸にとって痛手だったはずだ。独立直後にソロデビューアルバムを発表したものの、その後は大きな仕事がなかったためだ。
「錦戸はこのワイキキライブをきっかけに、アーティスト活動を活発化させようと意気込んでいました。ファンには『ライブで重大発表があるかもしれない』と示唆していました」(音楽関係者)
 錦戸はエージェントを介して振り替えスケジュールを模索しているといわれる。しかし、コロナ終息の見通しがはっきり立たないのは日本も米国も同じ。錦戸も落ち着かないだろう。
ブロードウェー目指す米倉涼子はどうなる?
 先月、27年間在籍した「オスカープロモーション」からの独立を発表した米倉涼子(44)も、新型コロナの影響を受けそうなひとりだ。
 米倉が最終的に独立を決断するきっかけとなったのが事務所関係者が放った「海外の仕事は儲からない」という一言だったという。米倉としては女優としての幅を広げるため、日本のテレビの仕事に加えて、海外の仕事に意欲を燃やしていたが、冷や水をかけられた格好だ。
「米倉としてはブロードウェーの『CHICAGO』で築いた人脈を生かしてもっとたくさんの舞台を経験したいという夢があるようです。ところが現在のニューヨークは新型コロナの初期対応の遅れから、劇場閉鎖が完全に解けるのは今年末とも、年明け以降ともいわれています」(現地演劇関係者)
 ニューヨークを中心とする米東海岸では、アジア人に対する露骨なヘイト行動が連日のようにニュースで取り上げられている。これも米倉にとって逆風といえるだろう。
 芸能界へのコロナ感染拡大も伝えられている。幸い、感染は避けられても深刻な痛手を受けている芸能人はたくさんいる。
(芸能ジャーナリスト・芋澤貞雄)

小栗旬 エリカ節にタジタジ ラブシーンに「役者失格だなと思った」、沢尻は「もっと来いよ」












映画「人間失格 太宰治と3人の女たち」公開記念舞台あいさつで沢尻エリカの暴露に照れ笑いを浮かべる小栗旬
 俳優の小栗旬(36)が主演する映画「人間失格 太宰治と3人の女たち」(監督蜷川実花)の公開記念舞台あいさつが14日、都内の映画館で行われ、小栗のほか、共演の沢尻エリカ(33)、二階堂ふみ(24)、俳優の千葉雄大(30)らが登壇した。

 同作は天才作家・太宰治の愛の遍歴を史実に基づいて描く物語で、小栗は太宰、太宰の正妻・美知子を女優の宮沢りえ(46)、作家志望の愛人・静子を沢尻、最後の女・富栄を二階堂、静子の弟・薫を千葉がそれぞれ演じている。

 小栗は「僕にとっても36年間培ってきた、すべてぶつけた作品になっています。悔いのない太宰治になっていると思っています」と力を込めた。

 イベントでは、今だから言える撮影でのヤバい話についてトークをする展開に。小栗と沢尻との撮影は初日からラブシーンがあったといい、沢尻は「最初からキスシーンで。小栗さん、慣れてらっしゃるのかなと思っていたら、あんまり来ないな、みたいな…。聞いたら、『こういうのやったことなくて』とおっしゃってて、凄い意外だなと思って」と暴露。胸を触るなど、照れてできなかったようで、沢尻は「一応、静子は受け身なんですけど、全然来ないなと思って。『もっと来いよ』みたいに思って…」とエリカ節をさく裂させた。

 これに、小栗は「初日だけは役者失格だなと思ったなですけど…。いざ触りなさいって言われたら恥ずかしくて…。『なんで俺、こんなことしてるの?』って思って」と照れながらも反省しきり。蜷川実花監督(46)によると、「結局、触っていない」そうで、小栗は「あれは本当に反省してます。そこからどんどん、何でも来い!って感じになりました。あの(撮影の)晩はとてつもなく反省しました。このままじゃ、本当にダメだと思って。覚悟決めて入ったはずなんですけど、いざ入ってみたら、沢尻エリカのムードに飲まれてしまいました…」とタジタジになっていた。

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