日本とブラジ ル、応援の仕方 も大きく異なる
元サッカー日本代
表三都主アレサン
ドロ選手（37）
は21年に及ぶ日
本での生活に終止
符を打ち、生まれ
故郷のパラナ州マ
「長いこと離れていた両親の近くで暮らしたい」
両親と日本人妻、4人の子供と故郷で暮らし始
めた三都主選手に”第2の人生”を迎えた胸の内を、
褐色の肌にドレッドヘアーをなびかせて左サイド
を猛烈な勢いで駆け上がり、対戦相手を恐怖に陥
16歳の若さで海を越えた日
「高知の明徳義塾高校に行った時も清水エスパル
『挑戦だ、試練だ』
肩肘張っていた訳じゃない。好きなサッカーを懸
命にやっていたら道が開けていったよ。余計なこ
とは考えず、得意のドリブルで勝負だったね」
プロになりMVPも受賞した清水エスパルス、
の国内最高移籍金で移籍した浦和レッズ、浦和
レッズ時代に1年期限付き移籍でプレーしたザルツ
ブルグ（オーストリア）、黄金時代の名古屋グラ
その全てで優勝を経験した。
1年ずつ所属したJ2（2部リーグ）の
栃木SCやFC岐阜にも忘れがたい思い出がある。
「優勝を争うチームじゃなかったけど、監督や
自分の経験を活かし
てチームを上げていく助けをする経験は得がたい
21年も日本で過ごし、今ブラジルで”逆カルチャー
「長く日本に住んだから当然考え方も日本人っぽ
ブラジル人の時間にゆるい所とか、
日本みたいにキチンとしていたらいいのにと思
でもこっちは人がおおらかなところとか、
両方の良いところが
最後に「今一番優先したいのはサッカーじゃな
両親のことが最優先。今
まで移籍するたびに日本中どこでも、ザルツブル
グにさえも一緒に来て支えてくれたから、今度は
僕が家族のために生きる番。奥さんや子供たち、
みんなで手を取り合って生きていくよ」と笑っ
23日、三都主選手とパラナ州選手権1部の地元マ
リンガFCとの契約が発表された。取材時には「故
マリンガに戻りたいけど、そう物事
は単純には運ばないことも分かっている」と語っ
パラナ州選手権1部は全国選手権1部のチームも所
日本代表としてW杯
出場2回。代表出場試合数82は歴代6位だ。サッ
カー選手としてはいささか高齢だが、経験を活か
して故郷でもう一花咲かせるだろうか。
三都主選手は取材時の7日時点では無所属だった
引退はしておらず、個人でもくもくとトレー
1年はオーストラリアのザルツブ
ルグにまで渡ってプレーした経歴に関して「一番
思い出深いチームは」と質問すると、「とても一
番は決められない」と答えた。最初は日本語中心
のインタビューだったが、徐々にポルトガル語中
心になった。やっぱり故郷に帰ると、言葉も自然
三都主選手によれば応援の様子も日伯では大きく
たとえ負けても寛大だけ
ブラジルのファンは酷い事を言う。どちらが
いいとは一概に言えない。優しい反応にも決して
甘えることはないし、酷い事を言われたら『見返
って良いプレーができることもある」と
「言われた選手の受け止め方次第だ」と大人
の回答し、選手としての”年輪”を感じさせた。
Yahoo!参照
せっかく日本人になったのに・・・・
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