サザン、１０年ぶり新アルバム３・３１ 発売！桑田「エロチシズムを連想」

サザンオールスターズが１０年ぶりにリリース するオリジナルアルバムの全容が１６日、明らか になった。タイトルは「葡萄（ぶどう）」で３月 ３１日に発売。全１６曲収録で、ドラマやＣＭ曲 などで使われていない未公開の曲も８曲含まれて いる。２００５年の「キラーストリート」以来と なる１５枚目のオリジナル。昨年１年間の大半を 創作活動に費やしてきた５人の力作がついに完成 する。

１０年ぶり、ファン待望の一枚がようやく出来 上がる。現在は仕上げの段階に入っており、３月 ３１日に発売されることが決定した。

タイトルは「葡萄」。リーダーの桑田佳祐（５ ８）が「葉が心臓、房が乳房、つるが人に巻き付 く感じにエロチシズムを連想させる」という理由 で、漢字の字面も気に入ったことから決めた。 ジャケット写真には、葡萄模様の着物をはだけさ せ、後ろを向いた女性の色っぽい姿が使用されて いる。

収録曲は１６曲。２０１３年の活動再開以降に 発売したシングル「ピースとハイライト」「東京 ＶＩＣＴＯＲＹ」の２曲や、ＴＢＳ系ドラマ「流 星ワゴン」（日曜・後９時）の主題歌に使われて いる「イヤな事だらけの世の中で」など、タイ アップで使用された８曲以外は、まだ公開されて いない。

世界平和を願う「ピース—」、２０２０年の東 京五輪への希望を込めた「東京—」などの一方で は、得意のエロス満載の「天国オン・ザ・ビー チ」など曲の雰囲気も色とりどりだ。今年１月に は「ピース—」の解釈を巡り政治団体の抗議を受 ける騒動も起こったが、「曲そのものが声高に主 張をする訳ではなく、それぞれ世の中の空気を自 由に表現している。それらが集まった読み物のよ うな一枚」と関係者。桑田も「１６もの曲が、た わわな実となり、ワインのような豊かな陶酔を味 わって頂ける作品に」との思いを込めた。

アルバムの発売直前にはプレミアム試聴会も予 定。また４月からは全国１０か所２１公演の全国 ツアーも行うが、そのタイトルもアルバムにちな み「おいしい葡萄の旅」に決定した。昨年末の年 越しライブ以外、昨年は制作活動に没頭したサザ ンだが、今年は自信作をひっさげてステージで暴 れ回る。
livedoor参照
この路線か～