2019年12月31日火曜日

AAA浦田脱退【西島ら5人のコメ全文】「何が正しい選択なのか、とても悩みました」

AAA浦田脱退【西島ら5人のコメ全文】「何が正しい選択なのか、とても悩みました」




 浦田直也
 男女6人組グループ・AAAのリーダーで、4月に暴行事件を起こして無期限謹慎中の浦田直也(37)がグループを脱退することが30日、分かった。公式サイトなどで発表された。謹慎処分は31日に解除。年明けからはソロで再起を図る。浦田は改めて謝罪コメントを発表し、「AAAのメンバーでいられたこと、一緒に夢をかなえてきた仲間に出会えたことは僕の人生で一番の宝物」と感謝も示した。
 事件後も浦田を除くメンバーで活動を続けてきたAAAは、正式に5人組へ再編される。西島隆弘(33)ら5人は、連名署名入りのコメントを発表。「何が正しい選択なのか、とても悩みました」と明かし、「今後もお互い前を向いて精進してまいります」と決意をつづった。【以下、西島ら5人のコメント全文】
AAAを応援してくださる皆様へ
いつもAAAを応援していただき、本当にありがとうございます。
この度リーダー浦田直也から、2019年12月31日をもってグループを脱退することが発表されました。
人生の半分以上の時間を共に過ごした仲間として、何が正しい選択なのか、とても悩みました。時間をかけて話し合い、様々な意見が出た中で私たちが出した結論は、リーダー浦田直也の意思を尊重する、ということでした。
私たちにとっても、デビューからここまで共に過ごしてきた15年という月日は、何にも代えがたい、かけがえのない時間です。
今回の決断について、応援してくださる皆様としても色々なお気持ちやご意見があると思いますが、どうか受け入れていただけたらと思います。
今後もお互い前を向いて精進してまいります。
そして、これからもリーダー浦田直也への変わらぬ応援をよろしくお願いいたします。

「AAA」浦田直也容疑者を逮捕 コンビニで女性に暴行の疑い










AAAの浦田直也
 男女6人組「AAA」のリーダー浦田直也容疑者(36)が20日、コンビニで面識のない女性に暴行をしたとして、警視庁に逮捕された。

 19日の午前5時頃、東京都中央区のコンビニエンスストアで面識のない20代の女性に声をかけたが、誘いに乗ってこないことに腹を立て、平手打ちで頬を叩いたという。当時、浦田容疑者は酒に酔っていて、覚えていないという。

 AAAは、05年9月にデビューした男女6人組のスーパーパフォーマンスグループで、浦田容疑者はリーダーでリードボーカルを務めている。05年の日本レコード大賞最優秀新人賞受賞。その後もドームツアーやアリーナツアーなど精力的に活動を続けている。

2019年12月30日月曜日

『レコ大』BEYOOOOONDSが最優秀新人賞 ハロプロで6組目の快挙

『レコ大』BEYOOOOONDSが最優秀新人賞 ハロプロで6組目の快挙





『第61回輝く!日本レコード大賞』最優秀新人賞を受賞したBEYOOOOONDS (C)ORICON NewS inc.
 年末恒例の『第61回日本レコード大賞』(主催:日本作曲家協会)の授賞式が30日、東京・新国立劇場で行われ、最優秀新人賞をハロープロジェクトの12人組アイドルグループ・BEYOOOOONDS(ビヨーンズ)が受賞した。ハロプロにとって、6組目の最優秀新人賞アーティストとなった。
過去にハロプロで受賞したのはモーニング娘。(1998)、℃-ute(2007)、スマイレージ(2010)、こぶしファクトリー(2015)、つばきファクトリー(2017)。

 2018年に結成されたBEYOOOOONDSは、3つのユニットの集合体。『CHICA#TETSU』の一岡伶奈(20)、島倉りか(19)、西田汐里(16)、江口紗耶(16)、『雨ノ森 川海』の高瀬くるみ(20)、前田こころ(17)、山崎夢羽(17、※崎=たつさき)、岡村美波(15)、清野桃々姫(15)、昨年12月3日にお披露目された『ハロー!プロジェクト“ONLY YOU”オーディション』合格者の平井美葉(20)、小林萌花(19)、里吉うたの(19)で構成。グループ名は「Beyond」(~を超えて、~の向こう側へ)に由来する。

 一岡が記念の盾を受け取り、メンバーを代表して高瀬が「本当にステキな賞をいただけてうれしいです。ありがとうございます」と感謝のコメント。目に涙を浮かべながら「憧れだったのですごくうれしいですし、私たちを普段応援してくださってる方、支えてくださってる方、関係者の方、家族、ビヨーンズに関わってくれているすべての方にありがとうをいち早く伝えたいです」と思いを伝えた。

 他のメンバーも感激の涙を流していたが、ステージ上で全員で「眼鏡の男の子」を全力でパフォーマンスした。

 今年の優秀新人賞にはそのほか、カラオケ世界大会で2連覇した経歴のある海蔵亮太、令和初日にデビューした新浜レオン、細川たかしの新弟子の17歳演歌歌手・彩青(りゅうせい)が選ばれていた。

 授賞式の模様は、TBS系で生放送。総合司会は8年連続8度目となる安住紳一郎アナウンサーと、2年連続2度目となる女優の土屋太鳳が務めた。

■過去10年の『最優秀新人賞』受賞者
第60回(2018年):辰巳ゆうと
第59回(2017年):つばきファクトリー
第58回(2016年):iKON
第57回(2015年):こぶしファクトリー
第56回(2014年):西内まりや
第55回(2013年):新里宏太
第54回(2012年):家入レオ
第52回(2010年):スマイレージ
第53回(2011年):Fairies
第51回(2009年):BIGBANG

令和初の『レコ大』は「パプリカ」 Foorinが史上最年少で大賞の快挙

令和初の『レコ大』は「パプリカ」 Foorinが史上最年少で大賞の快挙

12/30(月) 21:55配信
年末恒例の『第61回日本レコード大賞』(主催:日本作曲家協会)の授賞式が30日、東京・新国立劇場で行われ、子どもたちを中心に人気を集める小中学生5人組ユニット・Foorinが「パプリカ」でレコード大賞を受賞した。平均年齢11.2歳での受賞は、史上最年少の快挙となる。
それまでの最年少記録は、ソロは1996年に「Don't wanna cry」で受賞した安室奈美恵の19歳、グループでは2012年に「真夏のSounds good !」で受賞したAKB48の岩田華怜の14歳だった。

 シンガー・ソングライターの米津玄師が作詞・作曲・プロデュースした同曲は、NHK2020応援ソングプロジェクトの「未来に向かって頑張っているすべての人を応援する歌」として、昨年7月に発表。その後、オーディションによって選ばれたメインボーカル「ひゅうが」、コーラス&ダンス「たける」「りりこ」、メインボーカル「もえの」、コーラス&ダンス「ちせ」の男女5人によって、ユニットが結成された。ユニット名は「パプリカ」を歌い踊る5人の姿を、米津玄師が「風鈴」に例えて命名した。

 同曲のミュージックビデオとその他の関連動画は再生回数が1億5000万回を超えるなど、全国のキッズ層を中心に大ブームを巻き起こしている。あす31日に放送の『第71回NHK紅白歌合戦』でもトップバッターを務める。

 「優秀作品賞」として楽曲を披露する直前のインタビューで、学校での反響を聞かれたひゅうがは「歌ってって言われるし、歌ってくれるんです。学芸発表会の吹奏楽部の発表で『パプリカ』をやってくれて、全校生徒みんなが大合唱してくれて、すごくうれしかった」と笑顔を見せた。

 また、もえのは特技の手話で「すごくうれしいです。ありがとうございます。精一杯のパフォーマンスを届けたいです。頑張ります。よろしくお願いします」とコメント。言葉通り、全力のパフォーマンスをステージ上から届けた。

 小学生のため大賞発表の瞬間はすでに帰宅していたもえのは、電話で出演し「ありがとうございます。すごくうれしいです」と涙声で感激。「こんなに素晴らしい場所で歌えただけですごくうれしいです。本当に皆さんに感謝の気持でいっぱいです。ありがとうございます」と思いを伝えた。

 Foorinが不在のため事前に歌ったVTRが放送されたが、会場にいた優秀作品賞を受賞した乃木坂46、欅坂46、日向坂46、AKB48、純烈、DA PUMPが「パプリカ」をダンス。全員がFoorinを祝福する温かい空間となった。

 歌唱VTR後、もえのは改めて「ありがとうございます。これからもFoorinのみんなで頑張ります。本当にありがとうございました!」とファンに感謝の言葉を述べた。

 また、楽曲を手掛けた米津は、VTRで「今年はFoorinたちが大きな活動を続けていて、とても忙しそうにしているのを見ていて、大丈夫だろうかと思ったりすることもあるのですが、たくましくテレビ番組で歌っているのを見ると、誇らしい気持ちになる」とコメントを寄せた。

 優秀作品賞はそのほか、「ECHO」Little Glee Monster、「片隅」三浦大知、「黒い羊」欅坂46、「サステナブル」AKB48、「純烈のハッピーバースデー」純烈、「Sing Out!」乃木坂46、「大丈夫」氷川きよし、「ドレミソラシド」日向坂46、「P.A.R.T.Y.~ユニバース・フェスティバル~」DA PUMP、「パプリカ」Foorin(※曲名50音順)。

 最優秀新人賞は、ハロープロジェクトの12人組アイドルグループ・BEYOOOOONDS(ビヨーンズ)が受賞した。

 授賞式の模様は、TBS系で生放送。総合司会は8年連続8度目となる安住紳一郎アナウンサーと、2年連続2度目となる女優の土屋太鳳が務めた。

■過去10年間『レコード大賞』受賞者
第60回(2018年):「シンクロニシティ」(乃木坂46)
第59回(2017年):「インフルエンサー」(乃木坂46)
第58回(2016年):「あなたの好きなところ」(西野カナ)
第57回(2015年):「Unfair World」(三代目 J Soul Brothers from EXILE TRIBE)
第56回(2014年):「R.Y.U.S.E.I.」(三代目 J Soul Brothers from EXILE TRIBE)
第55回(2013年):「EXILE PRIDE~こんな世界を愛するため~」(EXILE)
第54回(2012年):「真夏のSounds good !」(AKB48)
第53回(2011年):「フライングゲット」(AKB48)
第52回(2010年):「I Wish For You」(EXILE)
第51回(2009年):「Someday」(EXILE)

嵐、米津玄師の飲み会での姿に驚く 「5人分の話題を持ってたね」

嵐、米津玄師の飲み会での姿に驚く 「5人分の話題を持ってたね」




嵐(2019年12月29日撮影)
第70回紅白歌合戦に出場するアイドルグループ・が2019年12月29日、NHKホールで行われたリハーサルに参加した。
11回目の出場となる今年は、企画コーナーで歌手の米津玄師さんが作詞作曲を手掛けた「カイト」を初披露する。リハーサル後に報道陣の取材に応じた嵐のメンバーは、米津さんとのエピソードを語った。

二宮は「ゲーム」、相葉は「アニメ」

リハーサルでは大トリで披露する「嵐×紅白 スペシャルメドレー」の楽曲「A・RA・SHI」と「Turning Up」の音響・立ち位置などを確認した。
一方、企画コーナーで初披露する「カイト」に関しては全くのシークレット。報道陣に楽曲について問われると、松本潤さんは「めっちゃいい曲です」と回答。続けて、
「ご本人と話をさせてもらったんですけど、自分が歌うというより嵐が歌うということをイメージして曲も詩も書いてくださったと言ってて、こういうイメージが僕らにあるんだなと感じられて、すごく嬉しかったです」
と話した。
そこで明らかになったのが、嵐のメンバーが米津さんと初めて会ったその日に飲みに行ったというエピソード。メンバーによれば、米津さんは、そこでいろいろな話をしたからこそ書けたものがあると話しているという。
その内容に関して、櫻井翔さんは、
「なんの音楽聞いてきたのとか、どんな漫画とかアニメとか好きなの、とか。リーダー(大野智さん)と絵の話をしたり。5人分の話題を持ってたね」
と振り返る。二宮和也さんはゲーム、相葉雅紀さんはアニメ、松本さんは音楽やアートと、それぞれの好きな分野で米津さんとの会話を楽しんだようだ。
また、櫻井さんと米津さんの話題を聞かれると、
「僕は(会話を)回してた。『馬と鹿』の話をずっとしてました」
と回答。場の雰囲気を和ませていた。

嵐、5人で緊急会見「解散ではない」 再始動に前向き発言も







2020年をもって活動休止することを発表した嵐(左から相葉雅紀、松本潤、大野智、櫻井翔、二宮和也) (C)ORICON NewS inc.
 人気グループ・が27日、2020年12月31日をもって活動を休止することをファンクラブサイトで発表。同日夜、大野智、櫻井翔、相葉雅紀、二宮和也、松本潤が5人そろって都内で会見を行った。

【写真】涙目で想いを語った大野智

 大勢の報道陣を前にリーダーの大野は「先ほど、ファンの皆様へコメントを発信させていただきましたが、改めて2020年12月31日をもって、グループとしての活動を休止させていただくことになりました。誠に勝手ながら、僕たちの口から説明するため、この場を設けさせていただきました」と改めて報告した。

 2017年6月中旬頃、大野が4人を集めて「気持ちを打ち明けた」といい、今後の活動について話し合いが行われた。大野は、2021年以降の個人活動について「この世界を離れて、今まで見たことのない景色を見てみたい。“普通の生活”をこの世界に入ってから経験していないなと。そういうことにも興味がある」と明言。報道陣から“グループ解散”を心配されると、松本は「解散ではない」と即答した。

  デビュー当時に「世界中に嵐を巻き起こしたい」と宣言していた相葉は「まだ嵐を巻き起こせてない。リーダーが同じ方向を向いたときには…」とチラリと横を向くと、大野は「巻き起こしちゃいますか」と笑顔を浮かべ、再始動へ前向きな姿勢を垣間みせていた。

◆嵐(あらし):大野智、櫻井翔、相葉雅紀、二宮和也、松本潤の5人で結成され、1999年に「A・RA・SHI」でデビュー。「WISH」「Love so sweet」「Monster」「愛を叫べ」など多数のヒット曲で老若男女から愛される国民的グループへ成長。2010年から5年連続で『NHK紅白歌合戦』の白組司会に起用され、16年は相葉、17年は二宮、18年は櫻井が単独で白組司会を務めている。

◆大野智(おおの・さとし):1980年11月26日生まれ。嵐のリーダー。主な出演作はドラマ『魔王』『怪物くん』『鍵のかかった部屋』『世界一難しい恋』、映画『忍びの国』など。アーティストとして国内外で個展も開催する。

◆櫻井翔(さくらい・しょう):1982年1月25日生まれ。主な出演作はドラマ『よい子の味方~新米保育士物語~』『特上カバチ!!』『謎解きはディナーのあとで』『先に生まれただけの僕』、映画『神様のカルテ』『ラプラスの魔女』など。ニュースキャスターとして2006年から日本テレビ系『news zero』月曜キャスターを務める。

◆相葉雅紀(あいば・まさき):1982年12月24日生まれ。主な出演作はドラマ『マイガール』『三毛猫ホームズの推理』『ラストホープ』『ようこそ、わが家へ』『貴族探偵』、映画『MIRACLE デビクロくんの恋と魔法』など。2011年から3年連続でベストジーニストを獲得し、殿堂入りを果たした。

◆二宮和也(にのみや・かずなり):1983年6月17日生まれ。主な出演作はドラマ『南くんの恋人』『拝啓、父上様』『流星の絆』『フリーター、家を買う。』『ブラックペアン』、映画『GANTZ』『プラチナデータ』『検察側の罪人』など。2006年にはクリント・イーストウッド監督の映画『硫黄島からの手紙』でハリウッドデビューした。

◆松本潤(まつもと・じゅん):1983年8月30日生まれ。主な出演作はドラマ『金田一少年の事件簿』『花より男子』『失恋ショコラティエ』『99.9-刑事専門弁護士-』、映画『僕は妹に恋をする』『陽だまりの彼女』『ナラタージュ』など。

が活動休止」大野智、2021年から芸能活動休止 会見で涙も「申し訳ない気持ちがある…」

伊藤詩織さん、ホテル側「重要証言」知らされず・・・捜査機関の「ブラックボックス」問題

伊藤詩織さん、ホテル側「重要証言」知らされず・・・捜査機関の「ブラックボックス」問題



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ジャーナリストの伊藤詩織さんが、元TBS記者のジャーナリスト・山口敬之さんから性暴力被害にあったという訴えに対し、12月18日の東京地裁判決は、山口さんが合意のないまま性行為に及んだと認定した。
山口さん側が控訴したが、伊藤さんは控訴審で新たに、ホテルの部屋に入る二人の姿を最後に見たドアマンの証言を提出する予定だという。
一体どうしてこんな重要な証拠が、今になって出てきたのだろうか。これには、捜査機関の「ブラックボックス」問題が関係している。
●不起訴事件の証拠開示「ブラックボックス」
伊藤さんは検察審査会で「不起訴相当」と議決され、2017年9月28日に民事訴訟を提起した。民事訴訟では、請求する側が請求の根拠となる主張と証拠を集めなければならない。
被害者は事件が不起訴となった場合、記録の開示請求ができる。伊藤さんも検察審査会に申し立てする前に開示請求を行い、著書『Black Box』では「不起訴にしては多くの証拠を出してもらえた」と記している。
代理人の西廣陽子弁護士によると、防犯カメラの解析結果、DNA対比結果、当日の衣類などの写真報告書、ホテル客室の宿泊記録や開錠記録などが開示され、民事訴訟で証拠として提出したという。
一方で、防犯カメラ映像や供述調書などは「あるはず」の記録だが、開示されなかった。防犯カメラ映像は、裁判所を介して提出された。
これらに加えて、請求で開示されず、伊藤さん側が存在することも知らなかった記録もある。それが冒頭で触れたドアマンの証言だ。
民事訴訟は2019年10月7日、全ての審理が終了し結審した。その報道を受け、新たに、事件の起こったホテルのドアマンから、伊藤さんの支援団体を通じて連絡があった。そのドアマンは、警察から調書も取られていたという。伊藤さんはいう。
「(調書を取り)ドアマンは捜査員から『これでいける』と言われていたが、それから何も連絡がなかった。裁判になったら、裁判所から呼ばれるんじゃないかと思っていたそうです。自分の調書が隠されてしまったのではないかと思い、支援団体のほうに連絡をくださったんですね。その方が、私たちを見た最後の人だったんです」
代理人の村田智子弁護士も18日の会見で「不起訴になったときに刑事記録の謄写をしたが、その中には(ドアマンの調書が)含まれてなかったので、私たちのほうは(検察審査会でドアマンの調書が使われたかどうか)分からないんです」と話す。
そもそも捜査権限のない一般人が証拠を集めようとしても限界がある。著書『Black Box』によれば、伊藤さんは検察審査会への申し立てにあたり、ホテルに対して陳述書を作成したいとお願いしたが、受け入れられなかった。
不起訴事件で被害者が証拠を開示しても、全てが開示されるわけではなかった。このあたりのさじ加減は「ブラックボックス」だ。
●検察審査会の文書は黒塗り
伊藤さんが感じた「ブラックボックス」はこれだけではない。検察審査会では、そもそもどのような証拠をもとに審査がなされたのか。議決以外の情報がなかった。
伊藤さんが問い合わせたところ、出て来た文書は黒塗りだったという。伊藤さんは「なんのためにやったんだろうと思った」と吐露する。
「どんな証拠や証言が採用されたのか、何を見て判断するのか全くわからない。私も証人として呼ばれなかった。不起訴相当の議決以外の情報がない。不透明な部分があるからこそ、なかなか解決できないのではないか」
検察審査会法では、すでに議決があったときは、同じ事件について更に審査の申立をすることはできない規定があるため、一度「不起訴相当」と議決された伊藤さんは、この民事裁判の結果をもってしても、再び審査の申し立てをすることはできない。
今後は検察官が再び事件に着手しない限り、刑事事件化されることはない。
一度しかチャンスのない検察審査会でどのような審理がなされたのかわからず、民事訴訟を起こそうと不起訴事件記録の開示請求をしても、一部しか出てこない。刑事事件化を諦めた被害者にとって、あまりに酷な対応ばかりだ。被害者が納得できるよう、判断の根拠を説明すべきではないか。伊藤詩織さんの事件は、日本の捜査機関の「ブラックボックス」問題を浮き彫りにした。

伊藤詩織氏を風刺したイラスト拡散?「法的措置」発言受けて漫画家が苦しい釈明「フィクションであり…」








はすみとしこ公式ツイッターより https://twitter.com/hasumi29430098
 元TBS記者の山口敬之氏からの性暴力被害を訴え、民事裁判で勝訴したジャーナリストの伊藤詩織氏が、自身への中傷やセカンドレイプについて、「法的措置を考えている」と明かしたことについて、漫画家のはすみとしこ氏がツイッターで反論した。

 はすみ氏は騒動勃発後、ツイッターやイラストなどを通じ、たびたび伊藤氏を批判。18年2月には「当時米国でキャバ嬢として働いてた詩織ちゃん」「安倍総理に近い記者に枕営業を仕掛けるも、山口氏は自由恋愛と勘違い。音沙汰なかった詩織は2年後『レイプ被害者』として、彼の前に現れるのであったー」などとツイートしたほか、同月にはツイッターで「まぁ、だいたいこんな感じじゃね?と理解」とコメントしつつ、「枕営業大失敗!!」「米国(アメリカ)じゃキャバ嬢だけど私ジャーナリストになりたいの! 試しに大物記者と寝てみたわ だけどあれから音沙汰なし 私にタダ乗りして これってレイプでしょ?」と書かれ、「山口」と書かれたTシャツを着用した女性のイラストを公開。問題視されていた。

 そんな中、伊藤氏は東京地裁が山口氏に330万円の支払いを命じたことを受け、19日に会見を行った。その中で記者が、はすみ氏や雑誌「月刊Hanada」(飛鳥新社)の名前を挙げ、「もし東京高裁で勝訴した場合、そういうセカンドレイプ的な表現をしてきた人たちを訴える可能性はありますでしょうか」と訊いた際、伊藤氏は「次にはこういった方々からの攻撃についての法的措置を考えています」と明言。理由について、「そういった措置を行わなければどんどん続いてしまう」「そういった私に対するコメントを見て他のサバイバーの方も『やっぱり自分が話したら同じように攻撃されるんじゃないか』という(風に思ってしまう)」と他の性的被害者のためでもあると説明していた。

 しかし、これを受け、はすみ氏は同日にツイッターを更新し、自身がこれまでアップした伊藤氏への風刺画と思われる画像を複数アップ。「『山ロ(ヤマロ)沙織~オシリちゃんシリーズ(計5作品)』の風刺画はフィクションであり、実際の人物や団体とは関係がありません」と風刺画は伊藤氏のものではないと表明し、「故に今回の地裁判決により作品を削除する意向は、当方にはございません」と削除の意思はないとした。

 これにネットからは「いくらなんでも無理がある」「苦しい言い訳」「法廷でその言い訳は通用しないだろうね」といった呆れ声が多く集まっているが、果たして今後、伊藤氏が本当にはすみ氏を訴えることはあるのだろうか。今後も注目が集まる。

記事内の引用について
はすみとしこ公式ツイッターより https://twitter.com/hasumi29430098

M-1暴言騒動のスーマラ武智 今年だけでレギュラー5本失う「去年炎上して…」

M-1暴言騒動のスーマラ武智 今年だけでレギュラー5本失う「去年炎上して…」




 スーパーマラドーナ・武智
 お笑いコンビ「スーパーマラドーナ」が29日、カンテレで生放送された「よしもと100人!データバンク2019~令和も生でONE TEAM!お笑いスクラムSP~」に出演。今年、レギュラー番組が5本減ったことが明かされた。
 スーマラといえば、武智が、昨年12月のM-1グランプリ放送後のインスタライブで、とろサーモン・久保田かずのぶと共に審査員の上沼恵美子を批判するなど暴言を吐き、炎上騒動となった。
 司会の東野幸治から「今年レギュラー5本減った…」と説明すると、武智は「あんなことがあったので…」と反応。東野がわざわざ「あんなこと、ってどんなことですか?」と聞き返し、ニヤリとすると、武智は「まぁ、ちょっと去年炎上しまして。久保田さんと一緒に」と説明した。
 武智によると、レギュラー5本を失った分、「営業とか劇場とかはその分入れてもらってるんで、給料自体は変動ないんですけど」と吉本に感謝。一方で、カンテレの人気情報番組「よ~いドン!」(月~金曜、前9・50)内の街歩きコーナー『いっちゃん高いもんHOW MUCH?』を担当していたが、こちらは「6月で終了して」(武智)と明かした。
 武智はプロデューサーから「でも僕ら、スーパーマラドーナはずっと(よ~いドン!)ファミリー。お盆とかお正月とかそういう特番があるたびに出てもらいたいから」と言葉をかけてもらったことを明かし、「この正月、そのロケが入ってなくて…入ってないやんか!おい!」とキレキャラでカメラ目線で暴言。東野から「武智!謝れ」と苦笑いで指摘されていた。

とろサーモン久保田&スーマラ武智が上沼恵美子に謝罪もネットは厳しい声「あれはダメ」







とろサーモン・久保田かずのぶ
 お笑いコンビ・とろサーモン久保田かずのぶと、スーパーマラドーナ武智正剛が4日、ツイッターで「M-1グランプリ2018」で審査員を務めた上沼恵美子へ謝罪した。武智がM-1放送後にインスタライブで公開した動画で、泥酔した久保田が上沼を批判するコメントを発していた(現在は削除)。
 武智はツイッターで「昨日の僕の醜態について、上沼恵美子さん、M-1に携わる方々、すべての方々にお詫びしたいです。申し訳ありませんでした」と平身低頭。久保田もツイッターで「この度は私の不徳の致すところで、上沼恵美子さまに失礼極まりない言動をしてしまい申し訳ございませんでした。今後は二度とこのような事がないよう深く反省しお詫び申し上げます」と謝罪した。
 上沼は3日放送されたラジオ番組の中で「年寄が偉そうにしてる場合じゃない」「だから引退します」と発言し、M-1審査員からの引退を示唆していた。
 久保田のツイッターには「非難されるのはSNSで拡散したこと」「本当に言いたいことならシラフでいうべき」「結構ショックです。あれはダメです」「上沼さんもあー見えて傷ついてると思いますよ。可哀想」など、非難の声が。武智のツイッターにも「心底軽蔑」「M-1を汚さないでください」など、厳しいコメントが寄せられていた。