どういうことなんだ――。ラーメンを啜っていたら、隣の席のおじさんからメモが届いた。
文を見ると、「トイレに来い」という言葉が。ツイッターに投稿された1枚の写真が、ネットユーザーを震撼させている。

(画像はにょろ(@nyoronyoro0515)さんから)

「声を出すな」「たべおわったら」「トイレに来い」
赤文字で書かれた1枚の紙は、となりの席のおじさんから届いた。命令口調の短文。文字がブレているあたりが逆に怖い。
一蘭行ったら隣の席のおじさんからこれ届いてまじで震えてる」
と話すのは、ツイッターユーザーのにょろさんだ。
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とんこつラーメン専門店「一蘭」にて撮影した写真。「味集中カウンター」という両脇に設置されている仕切りが、個人席の役割を果たすことで人気の一蘭。このメモを見たユーザーは、リプライ(返信)欄に反応を示す。
「気に入られたんですね」
「ご健闘をお祈りします」
「知らないフリして店出ようとしたら出口で待ち構えてそう」
トイレに行ったら何をされるのか、わかったものではない。結局にょろさんは、答えたのだろうか。「で、続きは」と、その後が気になる人もいる。Jタウンネットは、本人に話を聞いた。

僕は終始無言でした

2019年12月17日、ラーメン「一蘭」のカウンター席に着いたにょろさん。写真は21時に撮影したという。
「僕は1人で一蘭に来店して終始無言でした」
と20日、Jタウンネットの取材に答える彼は、多くを語ろうとしない。「声出すな」という言葉に、心当たりはないという。
「全く心当たりはありません。ただいきなりおじさんから紙が送られ、とても怖くなり記録代わりにでもなればと思いすぐさまツイートしました」
見た目は普通のおじさんだったため、何かの間違いかと思い戸惑った。だが近くにいたのは、自分とおじさんだけ。そのため「この人だ」と確信し、退店するタイミングを見計らった。いつ出るか迷っていたが、おじさんが替え玉を注文するときに、逃げたと話す。
トイレには行かなかったという投稿者。
ただただ、怖かったと答えるのみだった。