2019年12月22日日曜日

『M-1グランプリ』ミルクボーイが史上最高点を記録 初出場コンビが快挙

『M-1グランプリ』ミルクボーイが史上最高点を記録 初出場コンビが快挙






ミルクボーイ (C)ORICON NewS inc.
 “令和”初の漫才日本一を決める『M-1グランプリ2019』(ABC・テレビ朝日系)が2日に生放送され、初出場コンビ・ミルクボーイが過去最高となる681点を記録した。
採点の内訳は次の通り。オール巨人「97点」、ナイツ・塙宣之「99点」、立川志らく「97点」、サンドウィッチマン・富澤たけし「97点」、中川家・礼二「96点」、松本人志「97点」、上沼恵美子「98点」。

 全員が96点以上の高評価を付けた。松本が「あのなんでしょう。いったりきたり漫才。なんか揺すぶられたな。これぞ漫才っていう、久しぶりに見せてもろた。コーンフレークにミルクボーイでかかってしまった」と唸ると、上沼も「大阪の方なんですか。初めてです。一番笑いました、ネタのセンスが抜群ですよ。この角度を持ってくるっていうのは。考えられない顔立ち。新しい。ホンマに出てください」
と興奮気味に絶賛。

 ナイツ塙も「誰がやっても面白いネタプラス、この人達がやったら面白い。僕らも1回こういうネタを考えたことがあったんですけど、こんなに面白くできなかった。人と言葉の力とセンスが凝縮されていた」。サンド富澤は「おじさんが、コーンフレークだコーンフレークじゃないっていうので笑えるのが一番よかった」と賛辞を送っていた。

 ファイナルはインディアンス、ミルクボーイ、オズワルド、見取り図、かまいたち、ぺこぱ、からし蓮根、ニューヨーク、すゑひろがりず、敗者復活戦から勝ち上がった和牛の10組が出場。ネタ披露の順番が「笑神籤(えみくじ)」による抽選で直前まで決まらないシステムが今年も採用され、出場者たちは常に舞台裏で待機。トップバッターはニューヨークが務めた。

 同大会は「日本一の漫才師を決める大会」として2001年にスタート。2010年の第10回開催で一旦終了し、2015年に5年ぶりに復活した。司会はお笑いタレントの今田耕司と女優の上戸彩が担当し、審査員はオール巨人、松本人志、上沼恵美子、中川家・礼二、富澤たけし、立川志らく、塙宣之の7人が務めた。

M-1グランプリ 優勝者一覧【参加組数】
2001年度 中川家【1603】
2002年度 ますだおかだ【1756】
2003年度 フットボールアワー【1906】
2004年度 アンタッチャブル【2617】
2005年度 ブラックマヨネーズ【3378】
2006年度 チュートリアル【3922】
2007年度 サンドウィッチマン【4239】
2008年度 NON STYLE【4489】
2009年度 パンクブーブー【4629】
2010年度 笑い飯【4835】
2015年度 トレンディエンジェル【3472】
2016年度 銀シャリ【3503】
2017年度 とろサーモン【4094】
2018年度 霜降り明星【4640】

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