2010年代の“子役ブーム”。火付け役となった芦田愛菜(10)が、近頃テレビであまり見なくなった、と言われて久しい。迫真の演技で話題騒然となった『Mother』(2010年、日本テレビ系)、さらにオリジナル楽曲が大ヒットとなった『マルモのおきて』(2011年、フジテレビ系)とヒット作に立て続けに出演した芦田は、その後バラエティにイベント出演、多数のCMと引っ張りだことなっていた。
ところが2014年11月の出演番組はゼロ。年末はバラエティゲストが2本のみと激減。2月21日と28日に放送されるNHKザ・プレミアムドラマ『ラギッド!』は、芦田にとって「再起の場」になると、2月12日発売の『週刊新潮』(新潮社)が報じている。
3億円あったら「まず貯金」
バラエティ出演時には、愛くるしい仕草ながらタレント顔負けの大人な受け答えをすることから、
「中身は大人」
「芦田プロ」
「芦田プロ」
などと称されていた芦田。今回の『ラギッド』の取材会でも、ストーリーにちなんで「3億円あったらどうする?」と聞かれると、「まず貯金」と優等生発言に徹していた。
「13年頃から露出が激減した芦田ですが、原因のひとつとして週刊新潮は“ギャラ高騰”を挙げています。通常子役の相場がドラマ1本で20~30万のところ、芦田はその倍以上。CMについても現在は6500万円と、吉永小百合レベルのギャラとなっているそう。この燃費の悪さもあってか、現在はスナック菓子のCM一本のみの出演となっています」(スポーツ紙記者)
また一方で、露出セーブについては「出過ぎで飽きられることを気にするようになったのでは」という声もある。
関係者の間でも「空気読みすぎ」と言われる芦田だけに、過剰なまでの露出は後々自らの首を締めてしまうことにいち早く気付いたのだろうか。
芸能界のドンに自らハグ
こうした芦田の“処世術”だが、2011年に『NHK紅白歌合戦』に出場した際には、楽屋でこんなシーンが目撃されていたという。
「その日はリハーサル日で、各アーティストの楽屋にはレコード会社やプロダクション関係者が大勢訪れ、暮れの挨拶や翌年の抱負を語り合っていた。そんななか、芦田の楽屋に“芸能界のドン”と呼ばれる最有力プロダクションの社長が訪れたんです。するとマネジャーや事務所スタッフらの誰よりも先に動いたのが芦田本人で、『社長~~! 会いたかった』とハグしたんです。大御所演歌歌手から大物司会者まで、ドンの前では萎縮してしまうものですが、お構いなしの行動。周囲は完全に引いてしましたね」(レコード会社関係者)
小学生ながらに、芸能界で生き抜く術を誰よりも身に付けていた芦田。NHKのスペシャルドラマでは、さらなる“成長”を見せつけてくれるか。
ライブドア参照
大変だね~芸能界は・・・
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