志村けんさんに支えられたモデル「彼は優しさの塊だった」

2020年5月8日 16時5分 

NEWSポストセブン

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　お笑い芸人・志村けんさん（享年70）が、新型コロナウイルスによる肺炎で亡くなった直後の4月初旬に、週刊誌上で『志村けんさん「孤独な天才」支えた最後の女性』とのタイトルで、独占インタビューが掲載されたモデルの奥村美香さん（32才）が、「いま一度、きちんと伝えたいことがあります」と、NEWSポストセブンの取材に応じた。

前述のインタビューで奥村さんは、約2年半前から最近まで志村さんとデートを繰り返していたことなどを明かし、インターネット上では「故人のことをベラベラしゃべるなんてひどい」と、バッシングにさらされた。その直後に、自身のSNSでは反論したが、24時間で投稿が消えてしまうインスタグラムのストーリーだったこともあり、その真意はほとんど伝わらないままだった。

　奥村さんはもう一度話すことで、再びバッシングに晒される恐れがあることを承知の上で、「志村けんさんは、私に対して下心があったとか、（恋人といった）そういう関係じゃなかったんです。それは、どうしてもはっきりお伝えしておきたくて、お話しさせていただくことにしました」と語り、こう続けた。

「本当に気遣いの人で、私みたいな芸能界の片隅にいる人間にまで優しくしてくれた。それが彼の人の良さだったんです。私は“最後の女性”ではなく、一人の芸能界の後輩として優しくしてくれていました」

　奥村さんの体調が悪いと知ると、「元気づけようと、自撮り写真や（『天才！志村どうぶつ園』で共演したチンパンジーの）パンくんとの写真とかを送ってくれて、励ましてくれました」という。

　ペアチケットを用意してもらい、母親と一緒に志村さんの舞台を見に行ったこともある。

「けんさんは“絶対に母親を大事にしろ”って何度も言っていました。私の母の誕生日を一緒に祝ってくれたこともありました。けんさん自身、お母さまのことが大好きだったから、私にもそう教えてくれたんだと思います」と、感謝の思いを明かした。

　志村さんは、奥村さんの将来を心配してくれていたという。思わず奥村さんが「けんさんの番組とか舞台とかに出られたら幸せです」と言ったこともあるという。すると「ダンスもできるのか。じゃあ、何か考えておくから、舞台や番組のスタジオに一度見学に来てみなよ」と言われ、彼女は喜んだという。

「けんさんは『仲良くなったから』という理由だけで、私のようなタレントを助けようしてくれていたんです。男女問わず、けんさんのまわりには可愛がられている“後輩たち”がいます。私もその一人に入れてくれていたのかな、と今は思います。私は中傷されても構いません。ただ純粋に、志村けんさんが優しさの塊の人だったということだけは伝えておきたいんです」

　志村さんを慕う人が多いのは、その優しさと面倒見の良さゆえであろう。

石橋貴明と志村けんが鉢合わせ！スピワゴ井戸田、麻布十番での激レア飲みを語る

2019年9月25日 12時42分

AbemaTIMES

　23日深夜、『スピードワゴンの月曜The NIGHT』（AbemaTV）が放送され、井戸田潤が大御所芸能人と偶然街で出会ったエピソードを披露した。

　番組では「キングオブコント戦士が大集合！ 2時間コントを語りつくせSP」と題して、21日に放送された「キングオブコント2019」に出場した、ゾフィー、ザ・マミィ、ジャルジャル、ネルソンズ、わらふぢなるおをゲストに招いてトークを展開。

　「コント番組をやるなら共演者に欲しい芸人は？」というトークテーマの下、出演者たちがGAG、EXIT、相席スタートの山添寛、ネプチューンといった名前をあげる中、ザ・マミィの酒井尚はお笑い界の大御所である志村けんの名前をあげた。酒井がこの理由を「重鎮を置かせていただきたいというか……」と説明すると、小沢一敬は「お前、志村さんを呼んで“置物”として扱うってことか!?」と詰め寄り笑いを誘った。

　いずれは「バカ殿様」も演じてみたいという酒井に、井戸田潤は「だったら麻布十番ウロウロするしかないよ」とアドバイス。以前、麻布十番をバナナマン・日村勇紀、とんねるず・石橋貴明らと歩いていたときに、志村と偶然遭遇したというエピソードを語り出した。

　その日は夜中まで飲んでいたという井戸田たちは、志村がよく通っているというガールズバーの前を通りがかったそう。お店はガラス張りで、そこには志村が出演する「バカ殿様」の舞台のポスターが貼ってあったのだとか。

　「やっぱり（麻布）十番って志村さんよく来るんだな、志村さんの街なんだな」と、ポスターを見ていたという井戸田。するとお店の奥から手招きをしている人物がいたそうで「バカ殿（のポスター）の奥に、本物の志村けんがいたの」と明かして出演者たちを驚かせた。

　その後、石橋が「行くぞ行くぞ！」と声を掛けて全員で店に入ることになったそうで、小沢は「貴さんとけんさん？」と、大物芸能人同士が鉢合わせたエピソードに目を見開いていた。