ASKA アルバムの収録曲を選ぶ基準は?「自分の感じる線を超える所に到達した楽曲を…」
本部長・マンボウやしろと秘書・浜崎美保が、リスナーのみなさんと「社会人の働き方・生き方」を一緒に考えていくTOKYO FMの番組「Skyrocket Company」。4月22日(水)の放送は、ASKAさんがリモートで出演しました!
◆すべてにおいて“想像”で動いている
マンボウ:3月20日(金・祝)に、アルバム『Breath of Bless』リリースおめでとうございます。
ASKA:ありがとうございます。
マンボウ:今回のアルバムは、どんなコンセプトだったのでしょうか。
ASKA:コンセプトはないんですよ、考えたことがなくて。僕は、自分の音楽は“バリエーション”だと思っているので、1つの色で統一するなんてことはなくて。楽曲は、すべて自分の感じる線を超える所に到達した楽曲だけを、アルバムに入れようと思っているんですね。
それで、今回15曲収録って、初めての曲数なんですね。僕にとっては。74分っていうCDの最大収録時間があるんですけど、それを超えて76分になりましたので。
マンボウ:それを超えることがあるんですね。もちろん全曲聴かせていただいて。大事な人との繋がりという歌から、もっと大きな所まで、いろいろな歌があって。浜崎さんは、どうでした? アルバムを聴いて。
浜崎:アルバム1枚を通して、すごく、生命力というか“命”を感じて。そして、音楽に対しての愛から生命を感じるというか……ちょっと表現が下手になってしまったのですが。
ASKA:よく、自分の目の前に立ちはだかるものに対して、そこを乗り越えるっていうテーマは、皆さん歌っていらっしゃいますし、その世代の共鳴を呼ぶことだと思うんですね。ところが、目の前に起こっている出来事っていうのは、日頃、自分が生活しているスタイルのなかではなくて、生きているなかで起こっているということに、自分で感じているんですね。
やしろ:僕も聴かせていただいて。全然話が変わるんですけど、1回、数年前に、目の裏が痛くなって、まったく体が動かなくなって、救急車を呼ぼうかなと思ったけど、電話まで動けないときにすごく不思議なことが起きて。時代とか場所を飛び越えて、スーッと世の中の景色が見えたときがあるんですよ。
でも、このアルバムを聴いて、僕はASKAさんが人でありながらも、人じゃない。海になってしまいたかったり、歌になってしまったりとか。そういう気持ちがありながらも、“だから人って素晴らしいよね”みたいな。すごく、アルバム1枚のなかで、変幻自在に変わろうとしていることを感じたんですけど。そういう部分って、あるんですかね。
ASKA:これは20年30年くらい前に語っていたことなのですが、“現在・未来・過去は、同じ時間軸で同時に走っている”ということに辿り着いたことがあるんですよ。そのなかで、いつの間にかパラレルワールドっていう話が出てきたり、量子力学で、時間には距離も何もなくて、現在と未来と過去は、切り分けできなくて同時なんだ、ということを語れるようになったときに、“昔、自分が感じていたあの瞬間のことが、解明されようとしているのか”と思って。
僕は、すべてにおいて“想像”で動いているので。僕らの世界は想像じゃないですか。科学は、想像を超えることができないので。想像があって、そこに科学がついてくるじゃないですか。だから、すべてのことは想像意識だと思っているんです。ちょっと非現実的になるんですけど、そういう所に辿り着いてからの楽曲の書き方って、本当に変わってきますね。
やしろ:それでは、特に今回のアルバムっていうのは、そういう考え方が変わって、それをさらに構築されて、できたアルバムということですか?
ASKA:この年齢に辿り着いて、思うことが確信・証明されて、それから、またこの先の想像。そういうものが確かに入っている気がしますね。
やしろ:いま、いろいろな立場の方がいると思います。どういう環境の方に届けたいとか、どういう気持ちで聴いて欲しいとか。リスナーさんに向けて、曲に対して、お言葉があればいただきたいのですが。
ASKA:僕は、すべてのことにおいて大切なのは“出会い”だと思っているので。どれだけ声を大きく上げても、隣の人に聞こえないときは聞こえないですし、遠い人でも、全然届くはずがないものが届いたりする瞬間ってあると思うんですよ。だから、今回のアルバムのリリースした時期と、僕の作品とで繋がってくれる人がいてくれれば、それはありがたいなと思っています。
<番組概要>
番組名:Skyrocket Company
放送日時:毎週月~木曜17:00~19:52
パーソナリティ:本部長・マンボウやしろ、秘書・浜崎美保
番組Webサイト:https://www.tfm.co.jp/sky/
番組公式Twitter:@Skyrocket_Co https://twitter.com/Skyrocket_Co
ASKAさん
◆すべてにおいて“想像”で動いている
マンボウ:3月20日(金・祝)に、アルバム『Breath of Bless』リリースおめでとうございます。
ASKA:ありがとうございます。
マンボウ:今回のアルバムは、どんなコンセプトだったのでしょうか。
ASKA:コンセプトはないんですよ、考えたことがなくて。僕は、自分の音楽は“バリエーション”だと思っているので、1つの色で統一するなんてことはなくて。楽曲は、すべて自分の感じる線を超える所に到達した楽曲だけを、アルバムに入れようと思っているんですね。
それで、今回15曲収録って、初めての曲数なんですね。僕にとっては。74分っていうCDの最大収録時間があるんですけど、それを超えて76分になりましたので。
マンボウ:それを超えることがあるんですね。もちろん全曲聴かせていただいて。大事な人との繋がりという歌から、もっと大きな所まで、いろいろな歌があって。浜崎さんは、どうでした? アルバムを聴いて。
浜崎:アルバム1枚を通して、すごく、生命力というか“命”を感じて。そして、音楽に対しての愛から生命を感じるというか……ちょっと表現が下手になってしまったのですが。
ASKA:よく、自分の目の前に立ちはだかるものに対して、そこを乗り越えるっていうテーマは、皆さん歌っていらっしゃいますし、その世代の共鳴を呼ぶことだと思うんですね。ところが、目の前に起こっている出来事っていうのは、日頃、自分が生活しているスタイルのなかではなくて、生きているなかで起こっているということに、自分で感じているんですね。
やしろ:僕も聴かせていただいて。全然話が変わるんですけど、1回、数年前に、目の裏が痛くなって、まったく体が動かなくなって、救急車を呼ぼうかなと思ったけど、電話まで動けないときにすごく不思議なことが起きて。時代とか場所を飛び越えて、スーッと世の中の景色が見えたときがあるんですよ。
でも、このアルバムを聴いて、僕はASKAさんが人でありながらも、人じゃない。海になってしまいたかったり、歌になってしまったりとか。そういう気持ちがありながらも、“だから人って素晴らしいよね”みたいな。すごく、アルバム1枚のなかで、変幻自在に変わろうとしていることを感じたんですけど。そういう部分って、あるんですかね。
ASKA:これは20年30年くらい前に語っていたことなのですが、“現在・未来・過去は、同じ時間軸で同時に走っている”ということに辿り着いたことがあるんですよ。そのなかで、いつの間にかパラレルワールドっていう話が出てきたり、量子力学で、時間には距離も何もなくて、現在と未来と過去は、切り分けできなくて同時なんだ、ということを語れるようになったときに、“昔、自分が感じていたあの瞬間のことが、解明されようとしているのか”と思って。
僕は、すべてにおいて“想像”で動いているので。僕らの世界は想像じゃないですか。科学は、想像を超えることができないので。想像があって、そこに科学がついてくるじゃないですか。だから、すべてのことは想像意識だと思っているんです。ちょっと非現実的になるんですけど、そういう所に辿り着いてからの楽曲の書き方って、本当に変わってきますね。
やしろ:それでは、特に今回のアルバムっていうのは、そういう考え方が変わって、それをさらに構築されて、できたアルバムということですか?
ASKA:この年齢に辿り着いて、思うことが確信・証明されて、それから、またこの先の想像。そういうものが確かに入っている気がしますね。
やしろ:いま、いろいろな立場の方がいると思います。どういう環境の方に届けたいとか、どういう気持ちで聴いて欲しいとか。リスナーさんに向けて、曲に対して、お言葉があればいただきたいのですが。
ASKA:僕は、すべてのことにおいて大切なのは“出会い”だと思っているので。どれだけ声を大きく上げても、隣の人に聞こえないときは聞こえないですし、遠い人でも、全然届くはずがないものが届いたりする瞬間ってあると思うんですよ。だから、今回のアルバムのリリースした時期と、僕の作品とで繋がってくれる人がいてくれれば、それはありがたいなと思っています。
<番組概要>
番組名:Skyrocket Company
放送日時:毎週月~木曜17:00~19:52
パーソナリティ:本部長・マンボウやしろ、秘書・浜崎美保
番組Webサイト:https://www.tfm.co.jp/sky/
番組公式Twitter:@Skyrocket_Co https://twitter.com/Skyrocket_Co
ASKA デビュー40周年の記念日にチャゲアス脱退を表明「延命するより、いっそ解体」
歌手のASKA(61)が25日、公式サイトを更新。活動休止が続いていたCHAGE and ASKAの脱退を表明した。
ASKAは「2019年8月25日をもちまして、CHAGE and ASKAから脱退いたしますことをご報告させていただきます」と脱退することを発表。「今後の活動を継続していく中で、CHAGE and ASKAというグループを維持していくことが最善の選択なのか、ASKA及びスタッフ一同で話し合った結果、デビュー日という本日をもちまして、CHAGE and ASKAからの脱退を選択することとなりました」とつづった。
「CHAGE and ASKAの復活を待ち望んで下さった皆様には、とても残念なお知らせとなってしまいました事、心よりお詫び申し上げます」とファンに謝罪。今後については「ソロ活動に邁進していく所存でございます」とした。
また、公式ブログではASKA本人が「私、『ASKA』は、『CHAGE and ASKA』から、脱退を表明いたします」と報告。「手を替え、品を替えで、ただ延命するより、いっそ解体して、新しく積み上げることの方が建設的だと思う」などと心境を明かした。
この日はチャゲアスが40年前に「ひとり咲き」でデビューした日。デビュー30周年の2009年に無期限活動休止を発表し、2013年1月に8月に復活ライブを行い、活動を再開すると一度は発表するも、6月にASKAに一過性脳虚血症の疑いがあり、静養が必要と診断されたとして復活ライブは中止に。翌2014年にはASKAが覚せい剤取締法違反(所持)の疑いで逮捕されたことをきっかけに、デュオ解散を報じられたこともあった。それでも、解散はせず、活動休止状態が続いていた。
現在、ソロ歌手として活動しているASKAは12月の京都公演を皮切りに、来年2月の神奈川公演まで続く12公演の全国ツアー「billboard classics ASKA premium ensemble concert -higher ground-」の開催も決まっている。
以下、公式サイトに掲載されたコメント全文。
関係者各位
各位
いつもASKAをご支援いただきまして、誠にありがとうございます。
この度、弊社所属アーティストのASKAが、2019年8月25日をもちまして、CHAGE and ASKAから脱退いたしますことをご報告させていただきます。
1979年8月25日にCHAGE and ASKAとしてデビューしてから、今年で音楽活動40年となりました。数々の楽曲を世に送り出しながら、1996年には、アジア人アーティストとしては初となる「MTV Unplugged」に出演し、2000年には、大韓民国政府が歴史上初めて認めた、日本人による初の大規模コンサートを開催するなど、国外での活動も積極的に行って参りました。この様な活動を続けることができたのも、多くの皆様のご支援の賜物と深く感謝しております。
しかしながら、今後の活動を継続していく中で、CHAGE and ASKAというグループを維持していくことが最善の選択なのか、ASKA及びスタッフ一同で話し合った結果、デビュー日という本日をもちまして、CHAGE and ASKA からの脱退を選択することとなりました。CHAGE and ASKAの復活を待ち望んで下さった皆様には、とても残念なお知らせとなってしまいました事、心よりお詫び申し上げます。
今後は、ソロ活動に邁進していく所存でございますので、変わらぬご支援とご愛顧のほど、何卒よろしくお願い申し上げます。
メディアの皆様におかれましては、この件に関するお問合せにつきましては、一切対応致し兼ねますこと、予めご了承下さい。
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